首の自然なカーブが失われる「スマホ首」とは?

人間の首(頸椎)は本来、ゆるやかなS字カーブを描いています。しかし、スマートフォンやパソコンを長時間使用することで、顔を前に突き出した姿勢が続き、首の骨がまっすぐに伸びてしまうことがあります。
この状態を「スマホ首」または「ストレートネック」と呼び、近年では年齢を問わず多くの方に見られるようになりました。
頭の重さは成人で約5kg前後あり、首の角度が前に傾くほど負担が大きくなります。その結果、首や肩の筋肉が硬くなり、血流が悪化。肩こり・頭痛・倦怠感など、さまざまな不調を引き起こす原因となります。
簡単セルフチェック
壁に「かかと・おしり・肩」をつけ、あごを軽く引いた姿勢をとってみてください。
このとき後頭部が自然に壁につかない場合、すでに首のカーブが失われている可能性があります。
なぜ起こる?スマホ首を引き起こす主な原因

長時間のデジタル機器使用
スマホ首の最大の原因は、スマートフォンやパソコンを長時間見続けることです。画面をのぞき込む姿勢では首が前に出て、角度によっては首への負担が3〜4倍に増すともいわれています。この状態が習慣化すると、筋肉が常に緊張し、頸椎の自然なカーブが失われていきます。
目の疲れによる前傾姿勢
疲れ目や視力低下で画面が見えづらくなると、無意識に顔を近づけてしまう方が多いです。これも首への大きな負担となり、結果的にストレートネックを悪化させる原因になります。
骨盤のゆがみ・猫背姿勢
長時間の座り仕事などで骨盤が後ろに傾くと、頭が前方に出やすくなります。背中が丸まる姿勢がクセになることで、首の角度が不自然になり、スマホ首を助長してしまいます。
枕や寝具の影響
睡眠中の姿勢も首の健康に大きく関係します。枕が高すぎたり柔らかすぎたりすると、首が不自然な角度で固定されてしまいます。その結果、筋肉が常に引っ張られた状態となり、朝起きたときに首や肩の張りを感じることもあります。
放っておくと怖い?スマホ首がもたらす不調

首・肩のこりや痛み
首のカーブがなくなると、重い頭を支えるために筋肉が過度に緊張します。そのため、首や肩が張りやすくなり、慢性的なこりや痛みを感じやすくなります。マッサージを受けても一時的にしか改善しないという方も少なくありません。
頭痛・めまい・集中力の低下
首周りの筋肉が硬くなることで血流が悪くなり、脳への酸素供給が不足します。これにより、頭痛やめまい、集中力の低下、吐き気などを感じることがあります。デスクワーク中に頭が重く感じる方は、スマホ首が関係しているかもしれません。
自律神経の乱れ
筋肉の緊張や血流の悪化が神経バランスを乱す原因になります。スマホ首が続くと、眠れない・息苦しい・動悸がするなどの自律神経症状が現れることもあります。
姿勢・見た目への影響
スマホ首は姿勢全体にも影響を及ぼします。猫背や巻き肩、顔の前突き姿勢が定着しやすく、見た目に老けた印象を与えることもあります。さらに首の皮膚がたるみやすくなり、シワが目立ちやすくなるなど、美容面でも悪影響があります。
スマホ首でお悩みの方は当院にご相談ください

スマホ首を放置すると、首や肩の不調だけでなく、自律神経の乱れや姿勢の崩れにもつながります。「首や肩が常に重い」「頭痛が続く」「姿勢が悪くなった気がする」といったお悩みをお持ちの方は、早めのケアがおすすめです。
当院では、首や肩の筋肉を整えることで負担を軽減し、再発しにくい姿勢づくりをサポートいたします。
不調を感じたら、ぜひ一度ご相談ください。あなたの体に合わせた最適なケアで、健康的な首と姿勢を取り戻すお手伝いをいたします。








